文字にできる

 

「流浪の月」を昨日一気読みしまして。

 

 

 

少し前に購入はしていたのだけど

 

最近はもっぱらお菓子作りにはまっていたので眠ってしまっていた本。

 

 

 

寝つきが良くない、あまり寝られていないという話をしたら

 

読書したら眠くなりませんか?と後輩に言われ

 

それもそうかといつも寝る時間の少し前から読み始めたら

 

私の大好きなタイプの本で、

 

寝るどころか一気読みして夜更かししました。

 

 

 

本を読んでいて思うのは、

 

考えていること思っていることを

 

文字として書き出せる人はすごい。

 

 

文字にして伝えるには

 

言葉でいうニュアンスや

 

直接会って話すときの雰囲気、身振り手振り、フィーリング

 

そのすべてを越えていかなければならない。

 

 

 

本当にすごい。

 

 

 

私の語力がなさすぎてすごいしかでてこない。

 

 

 

この本は私が結構前にもんもんと考えていた

 

「事実」と「真実」について書かれている。

 

 

 

事実と真実は似て非なるもので

 

個人の解釈によって大きく変わる。

 

 

 

実際に起こった出来事を事実とするならば

 

そこに付随してくる人の感情や考えを真実というんだろうか。

 

 

 

私は文字にも言葉にもできる人間ではないので

 

はっきりとこうだとは言えないけれども、

 

こういうことを考えたり読んだりしていると

 

なにが正解なのかがわからなくなってくる。

 

 

 

これはマイナスの意味ではなくて、

 

起こったことだけをみるのではなくて、

 

「なぜ」それが起こったのかということも

 

ちゃんと考えたいし、考えなきゃいけない。

 

そう深く考えさせられる。

 

 

 

 

何が言いたいかって、

 

めっちゃ良い本だった。

 

感動した。

 

夜更かししてでも一気読みした価値がある。

 

 

 

見えていることだけが事実ではない。

 

いろいろな方向から物事を見ることができるようになりたい。