『愛』 ジョージ・ハーバード

 

愛は私を招き入れたが、私のたましいはためらった
ちりと罪に汚れていたから
愛はすぐにきづき、ためらう私を見ていた
戸口を入ったその時から
私に近づき、優しくたずねた
何をためらっているのかと
「ここにふさわしくない客ですから」私は答えた
愛は言った「おまえは十分ふさわしい」
「私が? 冷淡で、恩知らずな私が? ああ
私にはあなたを見上げることができません」
愛は私の手を取り、ほほえみながら言った
「わたしが、その目をつくったのでは?」
「そのとおりです、主よ。しかし、私はそれを汚しました。
どうか私の恥が受けるにふさわしい報いを与えてください」
「おまえは知らないのか」と愛は言う
「誰がその恥を担ったのか」
「わが主よ
それではあなたに仕えさせてください」
「まず座りなさい」と愛は言う
「味わうのです、私の肉を」
そこで、私は座って、食べた

 

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神さまは、私に言い訳をさせてくれない

 

どれだけ逃げようとしたって、捕まえられる

 

私はあなたを裏切った。あなたを悲しませた。

 

本当はあなたの愛から目をそらせたい。

あなたの愛が大きくて、自分が惨めになる。

だから、裏切ったこと、傷つけたことに報いをくださいって。

神さまを自分の基準に降ろそうとしてる。

 

 

でも、そんなこと全部とっぱらって、

もう全部清算されてる。

とにかく座って、私に仕えなさい

 

問答無用じゃん。って。笑

 

 

でも、とにかく、とりあえず、

わたしはあなたを愛してるんだから。

わたしはあなたを離さないんだから。

落ち着け。わたしのもとに座って、

わたしが養うままに生きなさい。

 

って言われた気がした。

 

重い、深い、大きな、神さまの愛

 

きっと、引き離せない。

引き離させられない。

愛されてて、諭すように

わたしはあなたを永遠に掴んでる。って

言われた気がしたんだ。